Essay Top
IELTSを受験して   2003年1月

IELTS。日本ではあまり馴染みが無いが、英国系の英語テストだ。
豪州ではTOFLEよりもIELTSの方が認知度が高く、TOEICに至っては全く知られていない。
ということで、こちらで学校に行くにも就職(日系以外)をするにも、TOEICのスコアでは全く意味が無いので、IELTSを受験することにした。

当日、試験会場である近所の大学に行った。受験生の数は300人弱か。係りの人が

「試験会場に持ち込めるのは、パスポート、鉛筆、消しゴムのみです。他の物はここに置いていってください」 と叫んでいる。

え、お財布も?カバンも?この人通りの多い廊下に? 皆、その辺にカバンごと置きっ放しにしている。私は流石にお財布は持ち込みたく、係りの人にお願いすると、椅子の下に置いておくのなら持ち込んでもいいとの事。
教室に入り、席に着く。前には真っ赤な胸の大きく開いたセーターに真っ白なスパッツ&真っ赤なヒールを履いたフランス人女性(どっから見てもフランス人って感じ。)、その横にクロアチア人の男性、私の横にはロシア人の女の子が座った。

まずはリスニング。1回しかテープは流れないので、聞き逃したらそれで終わり。ここでびっくりする事が起きる。まず、会場に流れたテープと解答用紙が全く別の物。試験官が慌ててテープを止め、走り去って行った。残された私達は・・・・・約30分後、試験官が戻って来て、試験再開。が、またまたびっくり。
リスニングの最中、隣の女の子が「見えない、見えない、もっとこっちに・・・」って私に話しかけてくる。
私はリスニングに集中したいが、集中できない。一生懸命無視してるうちに、試験が終了。次のリーディングの試験までの間、隣の女の子が解答用紙を見せろとうるさい・・・見たいなら勝手に見てくれればいいのに、見せろって言われても、試験官が会場内をウロウロしてるし・・・と思ったら、後ろの方の受験生が3名退場させられた。うひょ〜、カンニングって普通の事???

リーディング、ライティングの試験を終了し、スピーキングの試験まで3時間待って、長くおかしな1日が終わった。約1週間後に試験結果が届いたが、そんな事よりも、試験一つとっても日本と違うのね。と笑ってしまった。