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副業  2003年12月

友人が副業を始めた。平日の昼間はコンピューターソフトのエンジニアとして大手企業で働き、夜は週に3日、フランス語をコミュニティーカレッジで教えている。「ちょっときついけどスクールホリーデーが約2ヶ月に1回あるし、楽しいよ。会社だけじゃあ世界が狭いしね。家のローンも払わなくちゃいけないし。」と言うコメント。小さい子供が3人居る別のご夫婦は、ご主人が昼間会社勤めをし、奥さんが夜7時〜11時までショッピングセンター内のスーパーでパートをしている。「保育園は高いから入れられないし、でも一人の収入じゃあちょっときついし・・それに、私も24時間子供の相手をして家事をしているより、少しでも外に出て一人の時間があった方が精神的に楽なのよ〜」なるほど・・・
また、平日は大手カード会社の営業、週末は旅行者用のお土産屋でバイト・・という友人も居る。

先に記したように、豪州は税金が高い。インフレで物価はドンドン高くなってるし、不動産はバブル真っ只中。保育園は長いウェイティングリストがあって、いつ入れるか全くわからない上に高額。公立の学校は評判があまりよくないので私立に人気が集まる。病院も公立は問題が多発している。
こう考えると、特に子供の居る家庭では副業も大きな収入源なのだ。

そして、副業しやすい環境であることも追い風になっている。
例えば、車社会。夜パートに行くのに電車に乗る必要は無いし(もちろん電車の人も居ると思うが・・・)、遅くなっても車で帰宅できるのは便利。
それから残業が少ないという環境。ご主人がこの時間に必ず帰ってくるとわかっているからこそ、奥さんもパートのスケジュールが組める。

こんな風に書くと、オージーも最近は仕事に追われて生活も苦しいのね〜と思うのだが、実はそうでもない。こんな風に一生懸命働いているが、長期休みもしっかり取る。数週間の休暇は珍しくない。
一生懸命働いて、そのお金で1年に1回家族皆でゆっくり旅行して、また一生懸命働いて・・・貯金も大事だし、ローン返済も大事かもしれない・・・でも家族で楽しむことを最優先するオージー気質に、私はなんとなく懐かしさを感じる。